なんだこれは! 生誕100年岡本太郎展(2011.4.26)

なんだかんだで
京都国立近代美術館へは
初めて行った!
(そういうところ多いんだよなぁ。)



*生誕100年岡本太郎

2011年は、岡本太郎(1911-1996)の生誕100年にあたります。これを記念して、岡本太郎がめざしたものの今日的意義を探る展覧会を開催します。
 岡本太郎といえば、1970年の大阪万博のシンボル《太陽の塔》、そして「芸術は爆発だ」をはじめとするインパクトにみちた発言、数々のテレビ出演など、 20世紀後半の日本において、最もよく知られた芸術家のひとりといえるでしょう。1996年に没してからも、若い世代を中心に、再び彼に関心をもつ人々が増えてきています。1998年には生前のアトリエが岡本太郎記念館として公開され、1999年には川崎市岡本太郎美術館が開館、さらに近年は巨大壁画《明日の神話》がメキシコで再発見されて2008年に渋谷に設置されるなど、彼をめぐる話題はつきません。
 しかし、没後の再評価の中で彼のポジティヴなエネルギーが強調される一方、生前の彼が、さまざまな既成の価値観に鋭く「否」を突きつけ、ときには周囲を戸惑わせたりしたことは、忘れられつつあるように見受けられます。彼を再評価するには、単に受身の姿勢でその元気をもらうばかりでなく、彼の発した批判の矢を、私たち自身にも向けられたものとして正面から受け止めることが必要ではないでしょうか。
岡本太郎の人生は、まさに「対決」の連続でした。このたびの展覧会は、この「対決」をキーワードに、岡本太郎が立ち向かった相手を7つの章に分け、苦闘の中から生み出された絵画・彫刻・写真・デザインなど約130点の作品を紹介します。そして、今日に生きる私たちが、彼の「対決」をいかに受けとめていくべきか、考えてみたいと思います。



東京国立近代美術館


太郎さんの作品は
いつもエネルギーをもらう。



今回もエントランスで
「ノン!」と
否定される作品が
出迎えてくれた。



太郎さんは
いろんなもの・ことと
戦ってきた。
ピカソ、わびさび、日本の伝統、
古代の美術などなど・・・



影響をたくさん
受けたんだろうけど、
マネではなく
いつも戦ってきた。


だからどの作品も
エネルギーが
溢れているのかなぁ〜〜??
と思う。



芸術家って
あんまりテレビには
出ないんだけど、
CM出たり、タモリさんと
トークしていたり
幅広くやってるんだよなぁ・・・。



いろんな意味で
面白かった。




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 カワイイは永遠* ヴィジェ・ルブラン展(2011.4.26)


お久しぶりの
更新です。
ヽ(´ー`)ノ



マリー・アントワネット
描いていた宮廷画家の
作品を見てきました。



●ヴィジェ・ルブラン展


音楽の都ウィーンからフランスに嫁いだマリー=アントワネットは、同じ年に生まれた一人の女性画家エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブランと意気投合し、王妃の肖像画家として重用しました。彼女が描く、華やかで最新流行のドレスをまとった肖像画は、王妃のみならず、ヴェルサイユの宮廷の女性たちをも瞬く間に魅了し、ヨーロッパ中にその名を馳せていったのです。
ヴィジェ・ルブラン(1755-1842)は、フランス革命の足音が迫る中、絶対王政最後の華やかな宮廷を活写し、革命で断頭台の露と消えた王妃マリー=アントワネットのイメージを決定づけた重要な画家です。その卓越した技量や作品数の多さにも拘らず、回顧展はかつて一度だけアメリカで開催されたのみで、我が国はおろか、祖国のフランスでさえ実現されたことがありません。
本展は、我が国で初めて本格的にヴィジェ・ルブランの画業を展覧すると同時に、彼女のライバルであり、対照的な運命をたどったラビーユ=ギアール(1748-1803)をはじめ、18世紀フランスで華々しく活躍した女性画家たちの創造の成果を広く概観する、極めて野心的な試みでもあります。三菱一号館美術館で、ロココの時代の女性画家たちの創造性豊かな世界をご堪能ください。




三菱一号館美術館 | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館

「かわいい」とか
「きれい」っていう感覚は
時代とか国とか
関係ないなぁって思った!



宮廷画家って
男性が多いんだけど、
ヴィジェ・ルブランの
女性特有なのかなぁ?
っていう色使いと
やわらかさに
ホレボレしてしまった。
(´∀`)



やっぱり
最大の目玉は
マリー・アントワネット!!



絵画なんだけど
内側から出る
気品とか
高貴さはすごかった。
贅沢ばっかりしてたみたいだけど;
ものすご〜〜〜く
キレイな人だったんだろうなぁ
・・・と思う。




ヴィジェ・ルブランの
自画像も何枚か
あったけど、
キレイな人で
びっくりした。



この"女性の品格"は
マネしたい。
(難しいだろうけど。)






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 *田窪恭治展&MOTアニュアル展*(2011.4.19)


東京都現代美術館まで
2つの展覧会を
見てきましたヽ(´ー`)ノ



●田窪恭治展 風景芸術


 「林檎の礼拝堂」や「こんぴらさん」の再生プロジェクトで知られる美術家、田窪恭治(1949年-)の、東京では初めてとなる包括的な個展を開催いたします。

 1968年に多摩美術大学絵画科に入学した田窪は、1970年代前半のパフォーマンスを経て、1980年代半ばまで、廃材を窓や扉の形に構成した作品を、画廊や国際展(1984年のヴェネチア・ビエンナーレ等)などさまざまな美術展で発表していました。
 しかし1987年に、再開発の進む都心のごく普通の木造住宅を構造部分まで解体し、板ガラスを張り、その上を歩くプロジェクト《絶対現場》(建築家の鈴木了二と写真家の安齊重男との協働)を実施後、フランス、ノルマンディー地方に移り住み、10年にわたり、廃墟と化していた礼拝堂の再生に取り組みます。この「林檎の礼拝堂」のプロジェクトは、すでにある建物の構造を活かした技法や風景に根付いた主題、そして住民との協働により、作品と享受者、出資者、所有権をめぐる芸術の新しいあり方を示すものとなりました。そして1999年の帰国から現在までは、四国、金刀比羅宮こんぴらさん)の聖域全体を対象とする「琴平山再生計画」に取り組んでいます。複合的な文化遺産と長期にわたり関わる中で田窪は、「自分より長い時間を生きるであろう、特定の現場の風景を表現の対象とした仕事を『風景美術』。作家がいなくなった未来においても生き続ける表現の現場を『風景芸術』」と呼び、そのような空間的にも時間的にも開かれた活動を目指すようになりました。
 本展は、近年の二つのプロジェクトを、現地で実現したものとは別の、東京ヴァージョンというもうひとつの再生として展示し、田窪の現在の活動を紹介するとともに、出発点や転換期の仕事を通してその軌跡を紹介するものです。この展覧会が、多様な場とかたちで展開する現代の創造のひとつのあり方に触れる契機となることを願っております。



田窪恭治展 風景芸術  展覧会概要


鋳物やコルテン鋼を
敷き詰めた中を歩くと、
自然と穏やかな
気持ちになりました。



ヤブツバキの襖絵、
林檎の壁画、
有田焼の磁器に
描かれた椿などなど
自然の美しさに
ふれられた
気がします。
(´ω`)




MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方


MOTアニュアル」は、当館が、日本/東京の新しい美術をグループ展形式で紹介するものとして、1999年より行っているシリーズ企画です。
11回目となる本年は、「Nearest Faraway 世界の深さのはかり方」を副題に、6人の作家により構成します。
いたるところでさまざまな価値観の転換期をむかえているような現代にあって、美術の世界も例外ではありません。
本展では、身近にある素材といわば端的に手仕事と呼べるような技法を用いて、自身の足元、そのよって立つところをあらためて問うような制作を続けている作家たちを紹介します。彼ら/彼女らの素材や技法の選択は意図的にシンプルでありながら、それによって生み出される作品の数々は、私たちを遠いところへはこんでいくような、広い射程をもっています。身の回りの物事をてがかりに、「見ること」や「聞くこと」あるいは「時間」や「空間」といった、ふだんは前提とされている事象の成り立ちが、作家それぞれの仕方で、あらためて問われ、見出されていくのです。

本来的に未知である世界の深さや豊かさに触れるような、彼ら/彼女らの独自の方法=術のしなやかな強靭さ。それはまた、近視眼的になり待つことができなくなったといわれる私たちの時代において、美術がもつ一つの可能性でもあるでしょう。6人の術によってひらかれる6つの場が、見慣れた世界の風景を変えるささやかな契機となれば幸いです。



MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方 展覧会概要


6人の作家さんの
それぞれの世界が
個性的で
楽しかったです。
(^ω^)



≪Sound sphere≫という
作品が印象に残りました。
触れることが可能だったので
実際に持って見ればよかったかも。






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 文字のちから。(2011.3.27)

5月は
まったく
更新出来ませんでした
・・・
お久しぶりです。
(´・ω・`)



いろいろと
美術館には
行っていますが
東京都庭園美術館
やっと行くことができました。
ヽ(´∀`)ノワーイ



庭園をぐるっと
散歩するのも
よさそうです*



私が見てきたのは
「20世紀のポスター[タイポグラフィ]
ーデザインのちから・文字のちからー」展です。

 ポスターは20世紀初頭に台頭したキュビズム未来派構成主義など様々な芸術潮流を背景に、新たな視覚世界を切り開いてきました。その変わりゆく視覚の一翼を担ったのがタイポグラフィです。それは活字の書体デザインや、画面上での文字の配置のことを指し、1枚のポスターデザインの全体を左右する重要な要素となりました。
 1950年代、バウハウスの理念に触発されたスイスのデザイナー、マックス・ビルらによってその理論が確立されたタイポグラフィは、やがてアメリカ、ドイツ、イタリア、日本など世界中のポスターデザインに影響を与えました。本展では世界のすぐれたポスター約3,200点を集めた竹尾ポスターコレクションの中から、タイポグラフィとかかわりの深い作品約100点をご紹介します。



東京都庭園美術館|TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM|キスリング展 エコール・ド・パリの夢 2019年4月20日(土)- 7月7日(日)

1950年代からの
オシャレな広告が
盛りだくさん。
デザインの歴史
みたいなものが
みられました。




タイポグラフィ
主題なので
文字が多めに
使われているのですが
昔はすべてが
手仕事と思うと
頭が上がりません・・・。



どうしても
デジタルに
頼りがちですが
アナログの力も
鍛錬していかねば☆
と引き締まる思いでした。
(`・ω・´)



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 *六本木アート散歩*3 (2011.2.20)

3ヵ所目は
森美術館へ〜
(*・ω・)



小谷元彦「幽体の知覚」展




小谷元彦は、東京藝術大学で彫刻を学んだ後、多様な手法と素材を用いて、従来の彫刻の常識を覆す作品を発表してきました。その造形表現と美意識は高い評価を受け、2003 年にヴェネツィアビエンナーレ日本館代表の一人として選ばれるなど、国内外でめざましい活躍を見せています。

小谷はしばしば、痛みや恐怖などの身体感覚や精神状態をテーマに、見る者の潜在意識を刺激するような作品を制作します。毛髪を編んだドレスや拘束具を着けた動物、異形の少女、屍のような武者の騎馬像など、一つの解釈に帰着しえない多層的なイメージは、美と醜、生と死、聖と俗の境界線上で妖しい魅力を放ちます。

彫刻というメディアのもつ性格に対して鋭敏な意識をもつ小谷は、彫刻特有の量感や物質性に抗う(あるいは逆手にとる)かのように、実体のない存在や形にできない現象、すなわち「幽体」(ファントム)をとらえ、その視覚化を試みてきたといえます。本展では、小谷の作品の本質を探るべく、10年以上にわたって発表されてきた小谷の初期作品から最新作までを一堂に集めるほか、「映像彫刻」とも呼ぶべき体験型の大型映像インスタレーションや、重力や回転などの生命のしくみに関わる現象をテーマにした新作を紹介します。従来の彫刻の概念を超えて、存在のあり方をあらゆる方向から捉えて形にしようとする小谷の作品を通して、美術表現の新たな魅力と可能性に迫ります。


森美術館 - MORI ART MUSEUM


世界観が
独特すぎて
別世界に
来たような感じ。
コンセプトのせいもあって、
死の世界みたいなものを
考えてしまいました。



空間の雰囲気と
マッチしてて
ホントに
行ってよかった!
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