第30回写真『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展 奥出和典展「KERBEROS」
ガーディアン・ガーデンでは、2月16日から奥出和典展(写真展)を開催いたします。奥出は、昨年2月から3月にかけて開催された第30回写真『ひとつぼ展』(公募展) において、グランプリを受賞し、一年の制作期間を経て今回の個展開催にいたりました。
奥出和典の被写体となるのは、一緒に育ち成長した実の妹です。ある事をきっかけに奥出は妹との間に距離を感じ、それを埋めようと、カメラのファインダーを通して「彼女」と向き合いました。写真を撮ることで理解したのは、妹に対する複雑な感情、自分にとって妹の存在の大きさ。昨年の『ひとつぼ展』の時と同様に、目の前の「彼女」をストレートに表現したカラー作品に加え、今回の個展では、過去にプリントした写真を再度スキャン、出力したモノクロ作品を展示します。カラーで写しだされた現在進行形のリアルな「彼女」と、モノクロで幻想的に現れた過去の「彼女」。過去を辿ることで記憶の中まで表現したいという奥出の新しい試みになります。
ぱっと見、
ホントにフツーに
妹さんを
撮ってる。
けど、じっくりと
見ていくうちに
離れている間に
何があったんだろう?とか
一人の女性として
見てるのかな?とか
考えてて、
すげー深いなぁ
って思った。
写真の
専門家では
ないけど、
なんか好きな感じ。
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